2007年02月24日

これが日本の裁判の現実。(映画評『それでもボクはやってない』)

『それでもボクはやってない』2007年製作・日本

大ヒット映画「Shall we ダンス?」の周防正行監督の最新作は、れっきとした社会派映画だ。痴漢冤罪にあった一人の男性の裁判劇を、事件発生から判決まで克明に描き、日本の刑事裁判、警察捜査の問題点を浮き彫りにしている。

続きを読む
2007.02.24. 16:43 | TrackBack(3) | 映画評

2007年02月20日

映画評『バブルへGO! タイムマシンはドラム式』

『バブルへGO! タイムマシンはドラム式』 2007年製作・日本

『私をスキーに連れてって』のホイチョイ・プロダクションズとフジテレビ製作のエンターテイメント映画。「タイムマシン」が出てくる映画なんて、子供向け映画では『ドラえもん』、ハリウッドでは『バック・トゥ・ザ・フューチャー』と、それは長年使い古された常套の小道具であるが、今回登場するタイムマシンは、、、なぜかドラム式洗濯機。
なぜにドラム式の洗濯機…?日立がスポンサーについてるからなのか??その疑問はとりあえず、置いておくとして、タイムマシンとドラム式洗濯機のこのギャップがまた、この映画の可笑しさをさっそく物語ってくれる。

続きを読む
2007.02.20. 00:20 | TrackBack(9) | 映画評

2006年07月26日

自然体の姿を見た『時をかける少女』

時をかける少女』 2006年製作・日本

筒井康隆のジュブナイル小説で、原田知世主演、大林宣彦監督による映画版も人気を集めた名作のアニメ映画化である。監督は『デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』で、その巧みな演出で多くのアニメファンを驚かせた細田守氏。かつて、『ハウルの動く城』の監督として、スタジオジブリから招請されながらも、結局、宮崎駿氏に監督を取られてしまったというのは、業界では有名な話。皮肉にも、スタジオジブリの『ゲド戦記』とほぼ同時期の公開となり、因縁の対決が実現した。
続きを読む
2006.07.26. 01:35 | Comment(0) | TrackBack(22) | 映画評

2006年07月20日

『オトナ帝国』『戦国大合戦』の原点。原監督デビュー作

『エスパー魔美 星空のダンシングドール』 1988年製作・日本


藤子・F・不二雄原作の『エスパー魔美』の劇場版としてよく知られている作品だが、同時に『クレヨンしんちゃん』シリーズの原恵一監督の映画デビュー作でもあり、のちの『オトナ帝国』『戦国大合戦』への礎となった作品と言っていい。ストーリーは、原作の「人形が泣いた?」を基にしており、展開こそは原作どおりとなっているものの、人形劇団を率いるのがおじいさんから若い男女に差し替えられ、その上、オリジナルストーリーとして彼らの物語を組み込み、原作のプロットの良さと原監督の作家性が見事に融合した傑作となっている。

続きを読む
2006.07.20. 01:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画評

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。